ものを語る

豆乳坦々白茶漬け ぱおず屋陽太自慢の豆乳坦々スープ×天然寒天

豆乳坦々白茶漬け ぱおず屋陽太自慢の豆乳坦々スープ×天然寒天

2021.06.07

ぱおず屋陽太は2017年6月に諏訪市豊田にOPENした、手作り小籠包や担々麺のお店です。
そんなぱおず屋陽太代表の星野陽介さんに、諏訪市推せん土産品にも認定されている”豆乳坦々白茶漬け”の開発のストーリーをお聞きしました。
台湾での経験が「ぱおず屋陽太」誕生の始まり

小さい頃から料理に興味があり、その中でも特にラーメンが好きでした。高校を卒業し、親を説得し調理の専門学校へ通い料理の道へ進むことを決めました。その後中華→和食→旅館で会席料理の担当等様々な料理を経験しました。
そんな中で自分はもともとどんなことを、どんな店をやりたかったのか迷っていた時に行った台湾でいろんなことを体験しました。台湾では、道を訪ねると丁寧に調べて教えてくれたり、それをしてくれる人はそれが当たり前だと思ってしてくれるけど、してもらう側からしたらとても感動しました。そんな台湾での滞在中に触れた人の温かさを通して自分のやりたいことを見つけ、日本に帰国し開業の準備をして、2017年6月に「ぱおず屋陽太」をOPENしました。

”豆乳坦々白茶漬け”開発のきっかけについて教えてください

3年ほど前、上諏訪温泉朝市(片倉館駐車場で地元産の野菜、くだもの、パン等を販売する朝市)に参加した際に、有限会社イリセンの茅野さんと出会いました。ある時、地元の野菜を使い他の出店者の方達と一緒にスープを作る機会がありました。その体験がとても新鮮で、たくさんの人から助けてもらう中で自分中心的な考えではなく、地域で見つけた「いいこと」を発信していけたら良いと思うようになりました。その頃から当店の商品を持って行き販売するだけではなくて、茅野さんと何か一緒にやってみたいと考えるようになりました。話をする中で、寒天を通して地元のPRをしていきたいと考えている茅野さんの想いに共感し、何かパッと手に取ってもらえるような商品で、材料を作る生産者など、それを手に取るお客さん、関わる全ての人にメリットがあるものを作りたいと考え、出来上がったものが”豆乳坦々白茶漬け”でした。

ぱおず屋陽太×イリセンのコラボ商品”豆乳坦々白茶漬け”

ぱおず屋陽太の豆乳坦々スープとイリセンの天然寒天。お互いの良さを詰め込んだ商品になっています。天然寒天にスープを染み込ませてあるので、温かいご飯に乗せお湯をかけるだけで調理ができてしまいます。豆乳坦々スープは当店の人気メニューですが、そんなスープにとっても寒天にとっても、お互いにとって新しい食べ方ができました。(星野さん)

近年では地球温暖化による気候変動で寒天が作りづらくなっていますが、豆乳担々白茶漬けのように、寒天の素材を活かした使い方なら安心して寒天を作ることができ供給量も安定します。簡単調理で食べられ、また寒天は食物繊維が豊富で健康にも良いため、健康を考える方や食欲がない方にもおすすめです。寒天を未来に残していくためにはこのようなアイデア商品が必要で、今回それが完成してとても嬉しいです。今後もどんどんチャレンジしていきたいと思います。(有限会社イリセン茅野さん)

諏訪市推せん土産品に認定

イリセンは以前から推せん土産品に選ばれている商品があったこともあり、茅野さんに勧められて応募をしました。今回の様に異なるもの、異なる企業をコラボさせていくことは諏訪の地域ではまだまだ可能性があると思います。異なる店がコラボして作った商品が諏訪市の推せんみやげ品に選ばれることは新しい事だと思います。たくさんの人に食べていただいて、地域の魅力と共にもっと広げていくことができたら嬉しいです。

モノがたりに参加した
立役者からのコメントComment

ぱおず屋陽太 星野 陽介

豆乳坦々スープは当店の人気メニューですが、そんなスープにとっても寒天にとっても、お互いにとって新しい食べ方ができました。寒天は食物繊維が豊富で健康に良く、食欲が無い方にもオススメです。地域の魅力と共にもっと広げていくことができたら嬉しいです。
イリセンとぱおず屋陽太の店舗で販売をしていますので、ぜひ一度召し上がってみてください。

profile

ぱおず屋陽太代表。小さい頃から料理に興味があり高校卒業後は調理の専門学校へ進学。専門学校を卒業してからは中華、和食、会席など様々な料理を経験する。台湾での滞在を通した体験から自分が本当にやりたかったことに気が付き、2017年6月に諏訪市豊田にぱおず屋陽太をOPEN。有限会社イリセンと共同開発した”豆乳白茶漬け”は諏訪市推せん土産品に認定される。

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