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夢水肌、プリスティーン+シリーズ オーブス(株)のこだわり

夢水肌、プリスティーン+シリーズ オーブス(株)のこだわり

2020.12.01

夢水肌、プリスティーン+シリーズ オーブス(株)のこだわり

 SUWAプレミアムに認定されている、夢水肌シリーズ、プリスティーン+シリーズを作られていますオーブス株式会社さんの下諏訪工場を見学し、営業担当の遁所様より商品についてお話をお聞きしました。

夢水肌シリーズを開発したきっかけ

OrBSのスキンケア製品の中で最初に開発された製品は、プリスティーンボディウォーターでした。お客様の中には乾燥肌の方が多く、朝と晩の1日2回のケアでしっかり補水・保水できる製品が欲しいという要望が多くあり、当社独自技術を使うことで夢水肌シリーズを開発しました。

諏訪工場で作る理由

当社製品は、生体水と普通水の水の異なりによるスキンケア製品でありますので、製品の水の精度が重要であります。

当社は合成化学剤(防腐剤・界面活性剤・アルコール等)を使用しない製造にこだわっていますので、通常の化粧品製造よりはるかにセンシティブな製品精度を要求しております。諏訪工場が入っております大和電機工業株式会社様では、半導体洗浄等に使用する良質な水、製品精度を左右する純水化プラント技術のノウハウを持たれていることが最大の理由です。

製造工程において、一滴の水の混入が製品に大きな変化をもたらす点をご理解いただき、専用のクリーンルームを設えていただいていて、社員の方々もみなさんが当社が要求する「水の精度」をしっかりと捉えて頂いていますので、大和電機工業株式会社様で製造をしていただいております。

夢水肌シリーズ、プリスティーン+ シリーズの魅力

夢水肌は朝と晩の2回のケアで補水・保水ができる製品となっており、水分保持力がとても高い製品です。

プリスティーンシリーズは、油分を一切含まないので肌への負担なしに補水・保水できる製品となっています。

どちらの製品も合成化学剤(防腐剤・界面活性剤・乳化剤・アルコール等)を一切使用せずに製造しています。通常では化粧品の中身にも使われない高価な純水を、容器やノズルを洗浄する為に使い、一つ一つ手作業で洗浄して製品を製造しています。

オーブス独自の技術

当社独自の技術として3つご紹介したいと思います。

まず、一般的には精製水が使用されますが、当社では独自のきめ細かな水をつくる技術を使い「高密度安定純水」を作り、使用しています。次に、一般的にはアルコールや蒸留抽出したエキスが使用されますが、高密度安定純水を使い、独自の水抽出法により自然界の植物・鉱物より微量ミネラルを抽出する技術を使っております。最後に、一般的には「〇〇エキスが美白に効果がある」というような説明がありますが、当社では上記で抽出した約90種類の「原水」を、目的別にブレンド(調配合)する技術を使っています。

一般的には製造コストの関係からも、化粧品のボトルは空気洗浄、製品への防腐剤の使用が多いと思います。また、化粧品は水と他成分(栄養等)を混ぜる為に(乳化剤・界面活性剤)が必要で、これを安定させる為に安定剤を入れます。さらに水と栄養だけだと腐敗が進むので防腐剤を入れ、成分として長持ちさせる形となっていますが、本来肌には不必要な成分が様々入っている為、年齢とともにスキンケアが合わないといった事が起こります。

また、当社の製品は不必要な成分(防腐剤・アルコール・界面活性剤・乳化剤)を徹底的に排除した製造方法で作っていることによる”水で潤う”(補水・保水)という使用実感がある点が、他社製品との大きな違いとなります。

こんな方に使ってもらいたい

自然派スキンケアを探している方、合成化学剤不使用のスキンケアをお探しの方、様々なスキンケアを試したが、肌に合う化粧水が無かったという方からお問合せをいただくことが多くあります。肌トラブルをお持ちの方からお問合せをいただく事が多いですが、トラブルがない方でも正しいスキンケアをお求めの方にはおススメ致します。その理由は、肌トラブルの多くの原因が乾燥だと考えているからです。乾燥は肌から水が失われてしまっている状態です(乾燥=肌-水)。しかし一般的なスキンケアでは、肌+油分(クリーム等)=保湿ケアがメインです。夢水肌は水を重ねるスキンケアとして(肌+水=乾燥対策)補水・保水ケアを謳っております。

男性の髭剃り前、特に肌の弱い方には「プリスティーン・ボディウォーターしっとり」をご使用いただくと、カミソリ負け知らずです。

お客様からはこんなお声をいただきます

これまでに感じたことのない使用感で、驚かれる方が多いです。

「透明感が出て肌がワントーン明るくなった」、「化粧下地がいらなくなった」、「クリームなしでは不安だったが今ではクリームもいらない」、「肌トラブルが改善した」という声を頂くことが多く、「私はOrBS製品しか使えません。」と仰って頂くこともありました。

工場の中をご案内していただいた大和電気工業株式会社の河野様にもお話をお聞きしました。

製品を作る中で一番気をつけていること

純水を作るところから梱包までの全ての工程において、異物が入らないことに1番気を使っています。オーブスさんの製品は透明なボトルに入れて販売をしています。だからこそ特に気を使いクリーンルームの中で徹底した管理の下でボトリングを行っています。

諏訪の地で製品づくりをする強み

下諏訪の水は水道水がとても良質です。これが一番のメリットだと思います。当社は製品に対する管理において、品質や環境面でIOS9001、IOS14001を取得しております。もともとの良質な水に加えて、徹底した製品管理をすることで合成化学剤を一切使用しない製造が可能になっています。

モノがたりに参加した
立役者からのコメントComment

オーブス株式会社 代表取締役社長 岸 清美

建築業界にて建築士として20年の経験から「錆びる、かびる、朽ちる」はすべて水による悪さであることに気付き、この化学反応を考えている内に、かたや千数百年朽ちずにいる世界最古の木造建築「法隆寺」の木肌の美しさを保っている水の存在がある。この水の存在の違いを知ることができれば、各産業界で起こる、化学的に「どうしようもない」を解決することができ、生分解性が問われるような無理な化学ではなく、自然科学による解決法が見出すことができるのではないか、ということを考えるようになりました。一般化学的に水としているものと、生体水の世界に大きく異なりがあり、生体内で水が引き起こす振る舞いが、解明できていないことに気付くことにもなりました。この大きな異なりが「水の密度の異なり」であることを知ることになり、様々な水製品の開発に至っております。

profile

オーブス株式会社・代表取締役社長。徳島生まれ。一級建築士。都市開発・建設設計事務所を経て独立。1990年に株式会社オーブス都市空間研究所設立、94年オーブス株式会社に社名変更。都市・地域開発を通じて自然科学・天然物理の実際、および「水」の不思議に触れ、水の研究開発事業の道へ。現在、夢水肌シリーズなどの基礎化粧品のほか、「ユーカリプタススプレー」や「あそぶうぉーたー」など水を応用したさまざまな開発を行っている。

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