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2020.10.19

諏訪二葉高校「キャリア教育」で「地元企業を知る」取り組みが実施されました

諏訪地域から参加した9社が、高校生向けに説明会を行いました

高校生向けに説明する諏訪信用金庫職員の方

令和2年10月16日(金)、諏訪二葉高校が取り組んでいるキャリア教育の一環として、同校の1年生を対象とした「地元企業を知る」研修講座が行われました。

当日は、地元諏訪地域から9社の採用担当者が中心となって講師として参加し、1年生240名が9クラスに分かれ、各々が希望する企業の説明を受講しました。

説明会は40分の講座を2回に分け、内容として、事業の概要説明から社会に出て働くという厳しさとやりがい、学生時代に身に着けて欲しい力など、5つの項目について各担当者から説明がありました。

熱心に受講する諏訪二葉高校の皆さん

株式会社池の平ホテル&リゾーツの担当者は、「会社組織というのは、外から見るのと違って奥が深い。また、社会人になると学生とは異なる役割が期待されるようになる」と、新入社員向けの研修資料も活用しながら、分かりやすく説明されていました。

また、信濃毎日新聞の担当者は、自身の高校時代や大学生時代に持った興味や部活動から振り返り、「自分の経験から、『理不尽なことをそのままにして良いのか?』と問題提起したかった気持ちから報道機関を志望した」と説明。「何を経験したか」ではなく、「経験から何を学んだか」が重要とポイントを上げながら、「今、皆さんが見えている世界が全てではないので、何事にも主体的に取り組んでみて」とアドバイスもお話ししていました。

受講した高校生からは、質問も寄せられました

講師に質問する生徒さん。講師の方も、「いい質問だね」と笑顔で回答されました

エルシーブイ株式会社の説明では、生徒さんからの質問の挙手が上がり続け、熱心に受講した様子が伝わりました。

「働く上で大事な点は?」の問いに、同社の担当者は「双方向でやり取りする上で、コミュニケーション能力が大事になるのは間違いない」と、社会に出てからの視点も含め説明されました。

また、「仕事をする中で大切にしている点は?」という質問に対しては、「主役はあくまでも地域の皆さん。なので、自分たちは地域の方を支える立場であることを心掛けている」と、普段の仕事に対する思いも交え、説明していました。

同校の学習キャリア教育係の大口雄也先生は、「今回の説明会に向けて、生徒たちも何回か事前に企業研究をしてきました。1年生とはいっても、文系と理系とどちらに進むか選択する時期でもあります。実際に企業の方から説明を聞いて、将来の進路を決める上で参考にして欲しいです」とお話ししていました。

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