ひとと会う

「ヒッサツ技」は、生産者の想いを込めたブランディング。
地域を愛するクリエイティブ集団、
その名も「ヤツガタケシゴトニン」。

「ヒッサツ技」は、生産者の想いを込めたブランディング。
地域を愛するクリエイティブ集団、
その名も「ヤツガタケシゴトニン」。

2021.10.08

合同会社ヤツガタケシゴトニン

 「ヤツガタケシゴトニン」。
 諏訪地域に根ざして活動する合同会社。その名をお聞きにな
られたことはあるでしょうか?
 「仕事人」というと、何となくお堅いイメージも湧いてしま
いますが、こちらは「シゴトニン」です。何となくクリエィティ
ブなイメージがします。
 合同会社ヤツガタケシゴトニン。
 原村に所在する会社ですが、諏訪市の産品や商品もネット販
売されたり、諏訪市へも取材で来られ人気サイト「諏訪旅」で
発信されたりもしています。
 今回は、その「諏訪旅」でライターをされている及川結さん
にインタビューをお願いしました。

ヤツガタケシゴトニン のここがスゴイ!

各種デザインやECサイト・カフェの運営にとどまらず、宿泊業まで展開予定!

まず、ヤツガタケシゴトニン全体での業務としてですが、大まかに4つの部門に分かれています。製作部門としてWebやチラシ、リーフレットのデザイン、八ヶ岳自然文化園内でのデリ&カフェ「K」の経営の他に、現在ペンション村内で宿泊施設4棟の整備を進めていて、10月にプレオープンを予定しています。

そして、ECサイトである「ハチカッテ」や自主メディアである「諏訪旅」等の運営ですね。

 

 

「ヤツガタケシゴトニン」で主にライターを担当する及川さん。今回の取材対応をしていただきました。

その中でECサイトの「ハチカッテ」ですが、八ヶ岳で暮らす私たちが見つけた“いいもの・楽しいもの”をお届けするサイトです。

地元の良い物を売りたい気持ちで始まり、4年目を迎えました。その間ですが、販売だけでなく生産者や地域のメリットになるようなPRに結びつくよう、一貫した姿勢で取り組んでいます。

ヤツガタケシゴトニン のここがスゴイ!

「ハチカッテ」で地域の魅力を丸ごと販売

自分の業務としては、「ハチカッテ」のディレクターや、宿泊施設の開業準備、「諏訪旅」の編集長をしています。「諏訪旅」の取材がご縁で「ハチカッテ」で取り扱う商品になった物もあるんですよ。

 

クリエィティブなデザイン力を活かし、地域の魅力をPR

「ハチカッテ」は、諏訪地域の魅力的な産品と、諏訪を知りたい人の気持ちに応え、地域とファンの両者を繋いでいきたい思いで運営しています。そのため、ただ品を売るのではなく、生産者の気持ちに連動しながらお店の紹介もしています。情報だけでなく、実際にモノが届くメディアですね。

ですが、ECサイト単独では情報量に限度がありますので、地域を好きな人に発信するツールとして、伝えきれない内容を深堀りして「諏訪旅」を活用しています。

ヤツガタケシゴトニン(及川さん) のここがスゴイ!

諏訪旅のメインライターとして活躍中!

ヤツガタケシゴトニンには約1年前に就職したのですが、そこから「諏訪旅」のライターになりました。

「諏訪旅」は、諏訪6市町村の【観光・おでかけ・買い物】にまつわる情報サイトです。
諏訪で暮らす人、諏訪に遊びに来る人がもっとこの地域を楽しめるような情報をお届けしています。

最初の半年は専属ライターとして毎日の取材に加え、記事の更新をしていたこともあって、これまでの全390件の記事の中で200以上は自分が書いていますね。

「諏訪旅」記事の一コマです。

その取材の中で、思い出・印象に残る記事としては、諏訪ガラスの里の紹介がありますね。

諏訪の精密機械工業ですが、諏訪にも馴染みもあったので昔から知っていました。

また、かつて就職情報誌の作成に携わったこともあり、製造事業者を取材した経験もあったので、その技術力は凄いな、と感じてもいました。

ですが、部品メーカーの技術、例えば自動車のどの部品で使われているとか、どうしても普段の生活の中でわかりにくいですよね。

それが、砂時計という手に取れる形で表されていたので、印象深く残っています。

なぜライターを目指されたのでしょうか?

お話を聞いたデリ&カフェ「K」の室内です。とても落ち着いた雰囲気でした。

そうですね、大学生時代にインターンシップをしていた際に、自分の文章を始めて知り合い以外の人に読んでもらったんですね。そこで、「面白い」と言ってもらえて、具体的な反響があったのがきっかけに書き始めました。

最初の就職は別の職種だったのですが、そこでブログを趣味で書いていたところ、ライターの仕事に声かけしてもらい、書くことに繋がったんです。

その後も、ローカルメディアに応募したり、ライターの仕事を続けていました。

都合により前職を離れることになったのですが、大学時代からの知人の縁もあり、ヤツガタケシゴトニンに繋がったのが「諏訪旅」のライターとなったきっかけですね。

 

 

 

 

 

ヤツガタケシゴトニン(及川さん) のここがスゴイ!

地域の魅力を発掘します!

「諏訪市の魅力」ですか?

うーん、ざっくり言うと色々あるのでわかりにくいですね(笑)。

まず思い浮かぶのは、諏訪大社関連の歴史や、その大社を中心とした信仰です。御神渡りの取材をしたときも、地域の皆さんが敬意を持っている信仰が根付いていて、凄いなと感じました。

ショップには、地域の魅力が詰まった商品が並びます

他には、観光地としては見えにくい製造業の技術力なども、諏訪地域の魅力の一つだと思います。

それ以外だと、一市民としての感想になりますが、美味しい飲食店が多いですね。

最近は中々行けてないのですが、昔から食べ歩きが好きなこともあります。

飲食店は街の彩どりと感じますし、生活者としても嬉しい点です。諏訪市だと、リビセン(リビルディングセンタージャパン)周りとか、そのようなお店が増えたと感じます。

ライターとして心がけている点はありますか?

丁寧にお話しいただき、ありがとうございました

地域内外の人に、できるだけ諏訪の魅力を伝えるようしていることですね。

自分の記事を読んだ人が、その場所へ行くきっかけになったり、「へー面白い」と感じるような内容を目指しています。

そして、ウェブの特徴としてですが、来訪者の比率はほとんどが検索で占めていて、検索してから来る人がほとんどなんですね。ということは目的意識をもって訪問する人が多いことになります。

そこで、ユーザーが求めそうな情報やタイトルになるよう、工夫もしています。

ですが、基本的な姿勢は、どんな小さな取り組みでも自分が「良いな」と思うものを紹介したいという気持ちです。この思いを大切にしています。

 

本日はありがとうございました!

ヤツガタケシゴトニンのこともっと知りたい!

お洒落でスタイリッシュなデリ&カフェ「K」

今回取材をさせていただいたのは、八ヶ岳自然文化園内にあるデリ&カフェ「K」。
こちらも、ヤツガタケシゴトニンが運営しています。
メニューや雰囲気もお洒落ですが、食事以外でも読書や仕事もできる多機能スペースです。

キッズスペースやキッズメニューもあるので、お子さん連れにも嬉しいですね。

諏訪旅ライター 及川さんオススメのSUWA

高島城

そうですね、うーん。

高島城ですね。

「諏訪旅」の取材で、天守閣復興50周年企画展を訪れました。そこで初めて、今まで6回も天守閣を復興しようという試みがあったと知ったんですね。しかも、復興の費用は市費ではなく、市民の皆さんや関係者の方の寄附で全額賄ったとのこと。「これは凄いな」、と感動しました。

今までも桜や藤の名所でもありますし、公園スポットとしても名所だったと思いますが、そのような復興に至る背景を知ってから、さらに色々な人の思いや情熱がつまっているのだな、と熱い気持ちになりましたね。

 

 

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