もう夜露や霜に悩まない!カメラ用USBレンズヒーター
もう夜露や霜に悩まない!カメラ用USBレンズヒーター
USBレンズヒーター事務局の小宮さんにお話しを聞きました
カメラ用USBレンズヒーターを自分用に開発し使用していたところ、カメラ仲間から「欲しい」と言われ、事業化しました。ワークショップ開催やふるさと納税への登録など精力的に活動しています。カメラ及び周辺機器を対象とした展示会「CP+」に出展も経験しました。
喘息を理由に前職を辞め、都心を離れ諏訪に移住しました。写真撮影が趣味であったこともあり、諏訪に移住してからは霧ケ峰や高ボッチ高原に足繁く通い撮影に勤しんでいました。冬季を中心にカメラのレンズが曇ってしまうことが気がかりでしたが、外国製を中心とした既存のカメラ用レンズヒーターは、継続的な防曇が出来ず品質的に満足出来ませんでした。また、熱を扱う商品にも関わらず、一部製品はケーブルに使用する素材を見ると安全性に疑問を感じました。そこで、前職の知識を活かしてUSBレンズヒーターを開発しました。
特許も取得し、私一人で開発と生産の両方を行っていましたが、口コミを中心に防曇性の良さや安全性が評価され、生産が間に合わなくなってきました。現在は、一部製造工程を市内企業に協力してもらっています。
「レンズヒーターをカメラに内蔵してしまえば良いじゃないか!」という声も頂くのですが、内蔵すると全てのレンズを買い替えなくてはいけなくなる事や、オートフォーカス機能やレンズ内部結露等の問題があり、好ましい結果でなくなるため外付けである必要があります。また、レンズヒーターを外付けにすることでいろいろなレンズに安価に対応できます。ご購入者からの品質に関する好意的な口コミで販売数が徐々に増えており感謝しています。
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「諏訪で新しいことがしたい」。そんな思いに応えるのが、わたしたちのミッションです。
激動する時代に不安を感じる、今の事業に変化がほしい、自社技術の可能性を拡げたい。
諏訪の技術を世界へと伝え、異分野と繋ぐことで
「ものづくり」をアップデートするお手伝いをさせていただきます。
USBレンズヒーター事務局 小宮さんのこともっと知りたい!
小宮さんのご自身のことを教えてください
全国の花火大会を撮影しに行きました。それぞれの花火大会には、地域の歴史や良さ、特色があります。
諏訪の「諏訪湖祭湖上花火大会」は、緩急があり常に大量の花火があがっているわけでなく、一玉一玉をきれいに魅せる時間があり、撮影してきた中で最もオススメできる花火大会の一つです。水上スターマインは、諏訪湖ならではの打ち上げ方で迫力がありとてもすばらしいです。
花火撮影は、昔ながらの撮影手法「手動多重露光」にて、綺麗に1カットで撮影できるのもカメラマンにとっては魅力的です!
個人的に諏訪湖祭湖上花火大会の中で最も好きな花火玉は、小口煙火さんの姫菊です。これからも、ありのままの風景を撮影し続けていきます。
立石公園
立て続けに花火の話で申し訳ないのですが、立石公園は花火を撮影するには最高の環境です。湖との距離感がほどよく、花火の最高到達高度と標高が近いのが素晴らしいです。また、温泉旅館街の明かりの雰囲気が良く、バランスの良い写真が撮影できます(実はこの写真も小宮さんが立石公園から撮影したものです!)。
Facebook: https://www.facebook.com/people/USB-%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%92%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E4%BA%8B%E5%8B%99%E5%B1%80/100063633215592/
Youtube: https://www.youtube.com/channel/UC7jWEe6yV_AdRyFE6fEjygw
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