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 製造業、宿泊業等の連携で生まれた「SUWAカトラリープロジェクト」。関係事業者の片倉興産株式会社代表取締役の代理として片倉信政さん、かたくらシルクホテル統括支配人雨宮清隆さん、株式会社旭取締役北澤勝さんが諏訪市長を訪問し受賞の報告をしました。

諏訪市の産業連携事業補助金を活用したSUWAカトラリープロジェクトは昨年8月にスタート。デザインに約4ヵ月、制作に約3ヵ月要し、1本1本全て削り出しで制作されました。コーティングの過程などは諏訪圏の企業の技術が結集し、刃の部分はナイフメーカーとして塩尻で活躍されている方の協力のもと完成しました。

片倉さん「製造と観光の連携というのは他ではあまりない事です。コロナ禍ではありますが、逆にチャンスだと捉えてこの期間にこのように取り組めたことは本当に良かったです。マイクロツーリズムの需要が増えることで、まずは県内の人に来て頂き知って頂きたいと思います。諏訪のさらなる発展のため、みなさんと力を合わせていきたいです。」

雨宮さん「新しいホテルでは諏訪にゆかりあるものを使いたいと考え取り組んできました。デザインはシルク、諏訪の「S」、ホテルのロゴマークを取り入れ、形についても手に持った感じや実際に使用していただくシーンを想定して制作しました。ゴールドという色については、シルクに光が当たった色をイメージしています。今回のプロジェクトは宿泊業と製造業という異業種で取り組めたことが1番の成果で、カトラリーを本当にこだわって制作できたことを嬉しく感じています。」

北澤さん「弊社がこれまで培ってきた加工技術を使い制作しました。こういうものを普段の仕事の中で作ることがなく、雨宮さんから話をいただき一緒にやってみたいという気持ちになりました。このような異業種による連携の取組みができるのは諏訪市ならではで、こうして完成品ができたことをとても嬉しく思います。今後のモノづくりの中で、違った形でのステップアップに繋がるプロジェクトでした。」

金子市長「産業連携事業補助金を活用していただきこのような成果に繋がりとても嬉しく思います。かたくらシルクホテルは地元愛で、SUWAプレミアムを始めとした地元のものをたくさん取り入れているので、どんどん広まっていってほしいです。こういった明るいニュースを発信できることは気持ちを前向きにしてくれてとても嬉しいです。」

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