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自動車産業で世界的に認められている品質マネジメントシステム企画、「IATF16949」認証を取得されました
超精密加工技術・高度生産技術を活かした切削加工を手掛ける株式会社セリオテックさん(諏訪市中洲)ですが、令和2年5月、自動車産業品質マネジメントシステム企画IATF16949認証を取得しました。
コストや納期の管理が特に重視される自動車産業において、外部からの信頼を得る上で、非常に重要な規格になります。
そこで、取得にあたっての経緯や今後について、同社の小口浩昭社長さんにお聞きしました。
㈱セリオテックさんの小口浩昭社長さんに、今回の経緯や今後についてお聞きしました
当社の部品製造は自動車業界向けが7~8割に達する状況ということもあり、自動車業界により特化するために取得しました。自動車製造の部品については、特にヨーロッパ市場で品質が厳しく管理されています。
部品メーカーとして世界の市場との取引を進めていくためには、「IATF16949」規格の取得が前提という流れになってきている背景もあります。
自動車業界は特にコスト面での競争が激しいため、部品の100万個に1個のミスも許されない世界です。
取得するための審査項目が多岐に渡り、費用や更新に要する手続きの負担は必要になりますが、主要取引先からの勧めもあり、外部から専門家にも入ってもらいながら約1年かけて審査に向けて準備を進めてきました。
取得したメリットとしては、今回のコロナウィルスの影響により訪問を通じての営業に出向きにくい状況の中でも、外部へのアピールになるものと思っています。
さらに、新たな分野に参入して行くために、今回の規格取得を生かして行きたいですね。
本日はお忙しい中、たいへんありがとうございました
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