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富士見森のオフィスさんは、もともと大学の保養所だった施設をリノベーションし、2015年12月に富士見町にオープンした、個室型オフィス、コワーキングスペース、会議室、キッチン、宿泊施設を備えている複合施設です。
コワーキング施設としてだけではなく、クリエイターやデザイナー等様々な業種の方が利用されていることを生かし、利用者の方同士や新たな繋がりを求めて訪れた人とのマッチングを生み出す場所（コネクティブスペース）となっています。マッチングしたことによりこれまでに生まれたプロジェクトの数はなんと120件ほどあるようです。
個室オフィスを利用されているのは都心の企業や県内企業が7社。コワーキングスペースは、移住されてきたフリーランスの方、2拠点で仕事をされている方、また新しい仲間が欲しい方等が利用されています。
利用者や訪れた方が「やりたい事」や「できること」等を書いた紙や名刺を壁に貼り、自身の情報を発信します。ここから新たなマッチングが生まれることもあります。
「クリエイティブコネクション」という取り組みでは、仕事の相談や課題に対して、施設利用者のクリエイターをマッチングさせることで、チームを組んで課題解決のためプロジェクトを進めます。
森のオフィス施設内に2019年11月にオープンした宿泊施設「森のオフィスLiving」は、移住を考えている人、レジャーで来た人、企業の研修や合宿、観光で来る人の利用が多く、宿泊人数はおよそ20名まで可能のようです。
キッチンはスタートアップする飲食業事業者が、製造所登録をして開業できるようになっています。利用者の方も使うことができます。
施設の目の前にある庭ではイベントを行ったり、地元の農家さんが出店するマーケットを開催したりしています。
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