たねを蒔く

第8回SUWAブランド・クリエイティブ交流会

第8回SUWAブランド・クリエイティブ交流会

2023.03.16
毎年恒例、第8回SUWAブランド・クリエイティブ交流会が
開催されました。
参加された方は、諏訪で新しいことに取り組みたい方、産業
連携推進室と関わりのある方、そして「前向きな」方たちで
す。
今回も、「前向き」な皆さんによる興味深い発表や交流の機
会となりました。

第1部基調講演は、コレパクト@SUWA(諏訪市産業連携事業補助金)を活用した「SUWAガラスのテロワール」成果発表

「SUWAガラスのテロワール」は、令和4年度コレパクト@SUWA
(諏訪市産業連携事業補助金)の採択を受けた事業です。
ここで、この事業を両輪として進められたお二方からの基調講演に
なります。
お一人目は、東京藝術大学テクニカルインストラクターの地村洋平先生。
学生自らが地域のフィールドワークを実施し、現地の特色を考慮し
たデザインの制作に取り組んだ成果を、「なぜ諏訪で?」の視点か
らお話いただきました。
続いてお二人目は、AGC株式会社競創推進グループプロダクトマネ
ージャーの中川浩司氏。
サスティナビリティー社会の一環として、各地域の様々な資源を分
析し、地域の特色が出るガラス製造を行っているお立場から、諏訪
ならではの地域分析も踏まえた説明をいただきました。
AGC株式会社の中川さん。諏訪への訪問を繰り返すうち、諏訪の特性を表す「諏訪める」という新たな動詞も創出いただきました
AGC株式会社の中川さん。諏訪への訪問を繰り返すうち、諏訪の特性を表す「諏訪める」という新たな動詞も創出いただきました
東京藝術大学の地村先生。様々な学生が諏訪を訪れ、多角的な作品を生み出す過程を説明されました
東京藝術大学の地村先生。様々な学生が諏訪を訪れ、多角的な作品を生み出す過程を説明されました

そもそも「テロワール」とは?

「SUWAガラスのテロワール」は、両者の活動とSUWAガラスの里が
連携して進めた事業。
そもそも、「テロワール」とは、もともとフランス語が語源のワイナ
リー用語でもあり、「土地」を表す言葉。ワインなど品種の生育する
土壌などの特徴を表しています。
今回、両者の掛け合わせを通じ、諏訪という土壌から素晴らしい活動
が熟成されました。
今後も継続していくというこの事業、次なる展開も楽しみですね。

第2部の基調講演2に続きます

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「諏訪で新しいことがしたい」。そんな思いに応えるのが、わたしたちのミッションです。
激動する時代に不安を感じる、今の事業に変化がほしい、自社技術の可能性を拡げたい。
諏訪の技術を世界へと伝え、異分野と繋ぐことで
「ものづくり」をアップデートするお手伝いをさせていただきます。

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