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日本国内でオンリーワン!
オイルヒーターのパイオニアメーカー
ユーレックス株式会社

日本国内でオンリーワン!
オイルヒーターのパイオニアメーカー
ユーレックス株式会社

2021.03.09

「あたたかく、しあわせな時間を」おうちで感じるために

「SUWAプレミアム」、諏訪市「ふるさと寄付」お礼の品にも認定!

 厳しい寒さで知られる諏訪の冬。その季節に欠かせないものの一つに、暖房器具が上げられます。
 その「冬の暖房器具」といえば、皆さん、何を思い浮かべるでしょうか?
 エアコン。
 ヒーター。
 ストーブ・・・。
 様々な種類があるかと思います。
 その中で、安全で上質な暖かさを自宅で楽しめる「オイルヒーター」が注目を集めています。
 「SUWAプレミアム」の認定品でもあり、諏訪市の「ふるさと寄付(ふるさと納税)」ではお礼の品として注目されているオイルヒーター。
 本日は、そのオイルヒーターを製造している、ユーレックス株式会社の工場(茅野市)を訪問し、武田工場長さんにお話していただきました。

ユーレックス のここがスゴイ!

日本国内オンリーワンのオイルヒーターメーカー

当社は、平成元年の設立から30年に渡り、オイルヒーターのメーカーとしてオイルヒーター1本に絞り製造を継続してきました。「オイルヒーター」というと、日本では中々馴染みが薄いかもしれませんが、先代である現会長がヨーロッパでの生活に憧れがあり、設立当時の日本ではほとんど見られなかったオイルヒーターを、ヨーロッパから国内でも広めたかった思いから取り組みました。

当初は、別の会社と合同で立ち上げた経緯もありましたが、程なくその会社から離れ、社名も現在のユーレックス(eureks)となっています。

 

ユーレックスさんが開発・製造されて来られた歴代のオイルヒーター。歴史の重みがあります

その社名の由来ですが、ヨーロッパの「EU」とエレクトロニクス(electronics)を合わせた造語です。そこには、ヨーロッパの伝統と日本の技術を融合させたいという思いが込められています。

当時はヨーロッパ製品を輸入して販売する、いわゆる商社から始まりましたが、その後、OEM(他社製品の製造)により現地の製品をヨーロッパの家電メーカーと共同開発しました。それが、おそらく日本国内で初めて生産されたオイルヒーターのはずです。

日本向けの市場で販売実績を伸ばしたこともあり、1999年頃から自社単独での製造にシフトし、その時から一貫してオリジナルブランドで勝負しています。

 

ユーレックス のここがスゴイ!

高齢の方や子育て世帯にも「やさしさ」溢れる仕様

日本製、メイドインジャパンのオイルヒーターはここだけです。それだけではなく、世界的に見ても、操作性を重視した珍しい電子基板を備えていますし、音声ガイダンスによる操作案内も世界初の特徴です。

「こだわり」は、そこだけではありません。この操作パネルですが、横ではなく上を向いているのが分かるでしょうか?なぜかというと、例えば側面にパネルがあると、高齢者の方は腰をかがめないといけません。また、赤ちゃんを抱っこしている場合は、片手での操作になってしまい危険です。これが上を向いていることで、高齢者が立ったままでも操作出来ますし、赤ちゃんを抱っこしながら片手でも操作しやすいようになります。

上を向いた操作パネル。立ったままでも操作可能です

オイルヒーターについて説明された武田工場長さんです。自社製品への愛情が伝わってきます

安全面への配慮では、コンセントに入れる安全プラグ内に温度センサーを内蔵してあります。高温になると自動的に切れるプラグなのですが、こちらも当社のこだわりの一つとして開発しました。

他にも、他社のオイルヒーターでは温度調整機能があっても、「高」「中」「低」くらいが大まかな設定が限度ですが、室温の設定が温度単位でできるのも特徴ですね。しかも、1時間ごとに室温設定が可能なタイマーも付いています。

とはいえ、「電気代がかかるのでは?」と質問を受けることもありますが、実はファンヒーターと比べてもそれ程変わらないくらいなんです。灯油を使用するヒーターとの差は電気なので、他の家電の使用によってはブレーカーが止まる可能性があるくらいの差ですかね。

 

ユーレックス のここがスゴイ!

部品メーカーが多い諏訪地域の中で、企画やデザインから製造まで一貫し自社で対応している

部材や部品は外部からの納品もありますが、最終組み立ては自社工場内で行っています。

そうしたセットメーカーの強みとして、製品を作った側でないと自らデザインできない点がありますので、製品のデザインを本社にいる社員が手掛け、自社内で対応しています。

 

前側はキャスターがなく、後ろ側のみにキャスターを採用した最新モデルです

例えば、この最新型のオイルヒーターですが、4輪キャスターで

可動するタイプから片側を固定して2輪で動かす仕様にしました。

10年前の東日本大震災がきっかけで、揺れても簡単に動かない

ようにするためです。新デザインは社内のデザイナーと相談しな

がら、メーカーとしてのプライドをもって4年位前に開発してい

ます。

丁寧なアフターサービスが可能なのも、自社内で一貫した生産をしている賜物です

それ以外では、アフターサービスも全て自社対応しているのも当社の特徴です。冬の製品なので、10~1月が主に販売期間になりますが、それ以外の時期ですと、他社の製品も含めサービスセンターで家電を受付修理しています。ただ、利益面は厳しいですが、そのサービスを通じて顧客の方がどのように感じているのか、ノウハウを得ながら本業に生かしている面もあります。

お客様の声は、ユーザーアンケート等で常に生かしていますね。

 

ユーレックス のここがスゴイ!

よりよい室内環境のため、「なくては成らぬ存在」を目指す

コロナの影響により、自宅での生活を豊かにしたいという流れもあるかと思いますが、「こだわりのある人」や「ゆとりのある人」、あるいは「おしゃれ家電にステータスを求める人」が好んで使うのが、オイルヒーターだと感じています。

実際にインスタグラムなど見ても、おうち時間のハッシュタグを付けて上げているケースも増えていますね。

そして、当社のオイルヒーターを一回購入し使用していただくと、リピーター率は非常に高く、買われた方は、ほぼリピーターになると言っていいくらいです。

その一因としてですが、特に寝室に置いていただくとヒーターをつけっぱなしで寝られる点があるかと思いますので、子育て世帯や高齢者世帯に重宝されていると感じますね。

当社としては、「(心地よくて)つけたことを忘れてしまうが、無くなると困る存在」を目指したいです。

 

ユーレックス のここがスゴイ!

「SUWAプレミアム」にも、「諏訪のふるさと納税」のお礼の品にも認定

「諏訪」という土地ですが、山々に囲まれた豊かな自然といった、その土地に根差したブランドイメージがあり、それは当社が大切にしている「やさしさ」にも繋がると感じています。

「諏訪」はそれ自体でブランドです。日本国内の取引相手と話す際には地域の話も出ますが、諏訪は古くから東洋のスイスとして精密のイメージが強く、興味を持たれやすい面もあります。これは営業をする上でも強みだと思いますね。

 

 

諏訪市の「ふるさと寄付(ふるさと納税」でも人気の品です

そのような背景もあり、地域ブランドである「SUWAプレミアム」でも、すぐに手を挙げ認定を受けました。

それ以外でも、東京では冬でも気温がマイナスになることは滅多にありませんが、マイナス10℃を下回る諏訪の厳しい寒さも開発に生かされていると感じます。

また、諏訪は部品メーカーが多い地域です。そうした部品を調達する場合、相談をしやすい面も利点だと思います。

ユーレックス(武田工場長さん談)のこともっと知りたい!

ふるさと納税品でも大人気です!

 「こちらの小さいタイプもふるさと納税の返礼品として人気があります。キャラクターもあしらい、トイレや脱衣所といった狭い空間でも使用できるので、売れ行きも伸びています。
 それに、ご自宅以外でも女性の方が仕事で足元に置く例も多いです。
 当社の女性社員にも人気の品なんですよ(武田工場長)」

ユーレックス(武田工場長さん談)オススメのSUWA

諏訪湖ヨットハーバー

ユーレックス武田工場長さんの「おすすめのSUWA」は、諏訪湖ヨットハーバーとのことです。

「湖面が近くて遮蔽物がないので湖面から対岸まで一気に見えることで、その雄大さに癒されます。

グランドの最先端にはベンチも設置しており夕日も堪能できるため、

時間を忘れてしまう景色を見ることができますね(武田工場長)」。

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激動する時代に不安を感じる、今の事業に変化がほしい、自社技術の可能性を拡げたい。
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