たねを蒔く

SUWAデザインプロジェクト特別講義1(@地域連携課題演習)VOL2

SUWAデザインプロジェクト特別講義1(@地域連携課題演習)VOL2

2022.10.13
SUWAデザインプロジェクト特別講義1(@地域連携課題演習)VOL2。
金子ゆかり諏訪市長に続いて登壇されたのは、諏訪市内に本社が所在する宮坂
醸造株式会社の宮坂勝彦社長室長です。
お若いながらも、学生時代から視野を海外に広げ、自ら様々な経験を積んでこ
られました。
そうした自身の経験から得られた日本酒に対する思いや地域貢献に対する姿勢
まで含め、深みのある広範囲な取り組みを熱心に語っていただきました。

演題は「地域企業が取り組む自社商品のブランディング及び海外戦略」

宮坂室長は、高校時代から既に海外へ興味を持たれていたとのこ
とで、実際に留学するなど思いを実行に移してしまう行動派。
大学卒業後も、すぐに家業である自社に入るのではなく、大手
百貨店へ入社して外部の環境についても実践的な体験を積んで
おられます。
宮坂醸造入社後も宮坂醸造の米国・英国における販売代理店で
出向を経験され、そこからの学びを生かして商品・イベント・
販売戦略・PR等の企画を担当。
特別講義では、自らが感じて学び、取り組んできた内容をベース
に熱心に講演されました。
宮坂室長が自ら海外出張で得られた体験も交え、自社の目指す方向性を語ります
宮坂室長が自ら海外出張で得られた体験も交え、自社の目指す方向性を語ります
自ら磨き上げを続ける「真澄」ブランドについて、大学生も熱心に受講していました
自ら磨き上げを続ける「真澄」ブランドについて、大学生も熱心に受講していました

「真澄」の目指す世界展開は、地域の魅力とともに

講演の中では、地方を拠点にした企業が持続的な成長を目指す
成功事例として、フランスのワイン産業について紹介。
観光等の周辺産業にも波及効果が大きいとして分析するととも
に、自社の取り組みについても地域の魅力発信や持続可能な地
域づくりと合わせ、地域の発展も重要である点を指摘していま
した。
講演の後は、複数の大学生から質問も続きましたが、丁寧にわ
かりやすく回答もしていただきました。
宮坂室長が参考に分析したフランスのワイン産業の事例も紹介
宮坂室長が参考に分析したフランスのワイン産業の事例も紹介
ただ販売するだけではなく、地域の魅力や食文化も交えPRすることに意義があることを強調されました
ただ販売するだけではなく、地域の魅力や食文化も交えPRすることに意義があることを強調されました

宮坂室長、お忙しい中大変ありがとうございました!

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